スポーツ外傷シリーズ【野球肩:投球障害】

こんにちは。さくら鍼灸整骨院の岩田です。boy09.gif

今回は投球障害についてです。aicon_1.gif

OVERUSEにより発症する投球障害にはどのようなものがあるのでしょうか?投手や捕手はその他の守備よりも投球する機会が多く、気が付かないうちに肩を損傷していることがあります。ある投球を機に損傷部位が炎症を起こし疼痛として自覚症状として出現してくることが考えられます。emoji205.gif

前回も述べたのですがヒトの身体はそもそも投球動作というものを行えるようにはなっていません。ではなぜヒトは投球するようになったのでしょうか?実際に見たワケではないのであくまで推論ですが、縄文時代に狩猟を行う際に近距離では捕獲できない獣に対して中~遠距離より物を投げることで安全に捕獲することを目的としたことから投擲(トウテキ)という動作が誕生したのではないかと推測しています。さらに獣に与える外力を強くするためには下からなげるより上から投げた方がより大きなエネルギーを石や槍に集約することができるのでオーバースローというものが誕生したと考えられます。kaeru09.gif

ところで狩猟時代には投球障害というものはなかったのでしょうか?おそらくなかったでしょう。現代と違って身体の発達(筋力・柔軟性など)はアスリート並みかそれ以上だったと思いますので・・・kouji-ani.gif

投稿者:sakurakotesashi

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