こんにちは、さくら鍼灸整骨院の山田です。
介護福祉施設で働いている友人から聞いたのですが、介護の現場ではノロウイルスがとっても流行っているそうです
ノロウイルスは経口感染を主としています。食品媒体感染、接触感染、飛沫感染などがあげられます。特に接触感染は同じ環境下で生活している人にうつりやすいです。感染者の嘔吐物や糞便を処理した際に手指を介して感染するのですが、みなさんはなにか対策されていますか?
ノロウイルスには、塩素系消毒剤である【次亜鉛素酸ナトリウム】による消毒が有効です!
次亜塩素酸ナトリウムは、薄めて使用します。市販の塩素系消毒剤の原液の濃度は、1~12%程度のものです。作りたい消毒液の量によって、使用する原液の量が異なるので、原液の濃度を確認してから、消毒液を作って使用して下さいね(*^^)vちなみに、市販されている家庭用塩素系漂白剤(ハイタ―、ブリーチなど)の濃度は、約5%です!
例えば、便や吐物が付着した床やおむつに使用する場合、1㍑の水に20ml(ペットボトルのキャップ1杯分)の原液が必要です(`´)衣服や器具などのつけ置き、トイレの便座やドアノブ、手すり、床に使用する場合は、1㍑の水に対して1、2滴の原液で十分です!
次亜塩素酸ナトリウムを使用する場合は、商品に記載してある使用方法をよく確認する他、特に次のことに注意してください(>_<)
●手洗いなど人に対しては使用しないでください!
●酸性の強い洗剤と混ぜると有毒ガスが発生します!
●濃度が濃いほどノロウイルスに対して有効ですが、腐食作用や漂白作用(変色する)が強くなります!
●時間がたつにつれて効果がなくなるので、必要な量だけ作ってください!
ノロウイルスに罹らないのが一番ですが、その時になってから調べるのではなく頭の片隅に留めておいておけると良いかと思います。ノロウイルスを始めとする経口感染系は手洗いうがいによる予防が一番ですので帰宅、食前は慣例としてもらえればと思います。